ローカルLLM で Claude Code を使う・試す手順

cc1.cmd で対話に使う手順と、試験スクリプトでモデルやエージェントを試す手順
📅 作成: 2026-09-30 / 更新: 2026-10-10

目次

  1. 置き場所
  2. 設定の中身
  3. cc1.cmd で対話に使う
  4. Claude Code の試験を流す
  5. ほかのエージェントの試験を流す

この文書の位置づけ

試験結果と、どのモデル・エージェントを使うかは ローカルLLM で AI エージェントを使う — 試験結果にある。 本書は、その設定の中身と、自分で動かすための手順を書く。コマンドはすべてプロジェクトのフォルダ(W:\2026\20260824-local-llm-llama-cp)で実行する。

置き場所

もの場所備考
llama-serverbin\llama.cpp\llama-server.exe一度置いたものを使い続ける。起動のたびにダウンロードはしない(git 管理外)
モデルC:\AI-models\<作者>\<名前>-GGUF\起動のたびにディスクから読むだけ。追加の取得は tools\10_setup\download-models.cmd
差し替えたテンプレートtools\50_run\templates\Ministral 2 本・Bonsai・Qwen3.5-9B 用
ルールなしのホームW:\temp\cc1-home(cc1)
W:\temp\llama-cp-home(試験)
無ければ自動で作る
試験の作業用コピーW:\temp\llama-cp-sandbox1 問ごとに中身を消して作り直す
試験の記録logs\test-cc-tools\・logs\test-agents\git 管理外

設定の中身

tools\50_run\run-server-cc.cmd と cc1.cmd が渡している値。試験スクリプトも、1 問の待ち時間とホームの置き場所のほかは同じ値を使う。

llama-server

"bin\llama.cpp\llama-server.exe" ^
  -m "C:\AI-models\Gemma\gemma-4-E4B-it-GGUF\gemma-4-E4B-it-Q4_K_M.gguf" ^
  -c 65536 -np 1 ^
  -nkvo -ctk q8_0 -ctv q8_0 -fa on ^
  --reasoning off ^
  --alias gemma-4-E4B-it-Q4_K_M ^
  --host 127.0.0.1 --port 11434
引数意味
-c 65536コンテキスト長。Claude Code は最初の要求だけで 17,000〜23,600 トークンある
-np 1スロットを 1 つにする
-nkvoKV キャッシュを RAM 側に置く。65536 分は VRAM 4GB に載らない
-ctk q8_0 -ctv q8_0KV キャッシュを q8_0 に量子化する
-fa onFlash Attention を使う
--reasoning off思考を切る。長く考えて時間切れになるのを防ぐ
--aliasClaude Code から呼ぶときのモデル名
-ngl 99全層を GPU に載せる。3.2 GB 以下のモデルだけ付け、それより大きいモデルは付けずに自動配置に任せる(gemma-4-E4B は付けない)
--chat-template-file差し替えたテンプレート。Ministral 2 本・Bonsai・Qwen3.5-9B だけ付ける

Claude Code(cc1.cmd)

環境変数値
ANTHROPIC_BASE_URLhttp://127.0.0.1:11434
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN任意の文字列(llama-server は確かめない)
ANTHROPIC_MODEL・ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODELサーバの --alias と同じ値
CLAUDE_CODE_MAX_CONTEXT_TOKENSサーバの -c と同じ値(65536)
API_TIMEOUT_MS1 回の要求を待つ長さ。cc1.cmd は 3600000(1 時間)
CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC1
CLAUDE_CODE_ATTRIBUTION_HEADER0。ホームを替えるとプロジェクトの .claude/settings.json しか効かないため、cc1.cmd でも渡す
USERPROFILE・HOMEプロジェクトの外にある空のフォルダ(cc1.cmd は W:\temp\cc1-home)。共通ルール・メモリ・フックを読ませない
空のホームも試験の作業フォルダも、プロジェクトの中に置かない。 中に置くと、モデルがプロジェクトの場所を推測し、本物のファイルに読み書きしにいく(理由は試験結果の第 5 章)。

cc1.cmd で対話に使う

手順

  1. サーバを起動する。窓が開いたままになり、listening on http://127.0.0.1:11434 と出れば準備完了
    tools\50_run\run-server-cc.cmd
  2. 別の窓で Claude Code を起動する。.\ を付ける(このPCはカレントフォルダの cmd を名前だけでは探さない)
    .\cc1.cmd
    .\cc1.cmd -p "README.html の h1 を答えて"
  3. 使い終わったら、サーバの窓で Ctrl+C

モデルを替えるとき

2 か所を同じ名前にそろえる。

どのモデルにするかは試験結果の第 1 章にある。

Claude Code の試験を流す

モデルを 1 本ずつ起動し、Claude Code に「README の h1 を読む」「決めた 1 行を書く」の 2 問を投げる。サーバの起動と停止もスクリプトが行う。

よく使う形

rem 決めたモデルだけ(名前の一部をカンマ区切り。書いた順に流れる)
tools\50_run\test-cc-tools.cmd -Only "gemma-4-E2B,gpt-oss-20b" -NoRules -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off" -TimeoutSec 900

rem 20GB 以下の全モデル(小さい順)
tools\50_run\test-cc-tools.cmd -MaxSizeGB 20 -NoRules -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off" -TimeoutSec 900
引数意味
-Only試すモデル。ファイル名の一部をカンマ区切りで書く
-MaxSizeGBこのサイズ未満を対象にする(既定 10)
-NoRulesルールなし(ホームを W:\temp\llama-cp-home にする)。付けないと 1 往復に数分かかる
-UseTemplates差し替えたテンプレートがあるモデルはそれを使う
-ExtraArgsllama-server に足す引数。"--reasoning off" で思考を切る
-TimeoutSec1 問を待つ秒数(既定 600)
-Testsread・write のどちらかだけにする(既定は両方)

結果の見方

ほかのエージェントの試験を流す

Pi・OpenCode・Aider・Codex CLI を、同じ 2 問で試す。各エージェントの設定は W:\temp\llama-cp-agent-home\ に書き、いつもの設定には触れない。

tools\50_run\test-agents.cmd -Agent pi -Only "Nemotron,Qwen3-4B-Thinking" -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off"
tools\50_run\test-agents.cmd -Agent opencode -Only "Nemotron" -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off"
tools\50_run\test-agents.cmd -Agent aider -Only "Nemotron" -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off"
tools\50_run\test-agents.cmd -Agent codex -Only "gpt-oss-20b" -UseTemplates -ExtraArgs "--reasoning off"

結果は logs\test-agents\<日時>-<エージェント>-results.jsonl。質問はコマンド行に載せるため英語にしてある。

Codex は安全装置を外して動かす。 Windows では -s workspace-write だとファイルの読み書きが止められるため、スクリプトは --dangerously-bypass-approvals-and-sandbox を付けている。 モデルは作業用コピーの外にも手を出せる。

共通の注意