電子レンジ専用の調理容器。卵を割り入れて加熱するだけで目玉焼きと半熟卵(温泉卵)が作れる。付属のザルを使うことで、同じ容器が餅をもどす用途にも使える。フライパンも湯を沸かす鍋も要らない。
本体・ザル・フタの3点で構成される。3つの用途で共通するのは「フタをしてレンジで加熱する」ところだけで、ザルをいつ使うかが用途ごとに違う。
| 用途 | ザル | タイミング | 水の量 | 加熱時間(600W) |
|---|---|---|---|---|
| 目玉焼き | 使わない | — | 小さじ1杯 | 1分 |
| 半熟卵・温泉卵 | 使う | 加熱の前に本体へセットし、その上に卵を割り入れる | 150ml | 1分30秒 |
| 餅 | 加熱後に使う | 加熱の後、湯を切るために使う | 餅がつかるまで | 1分30秒 |
ザルの扱いを取り違えると結果が変わる。半熟卵の手順で餅を作ると加熱中にザルが湯に浸かり、目玉焼きの手順で半熟卵を作ると水が足りず固まってしまう。用途を選んだ時点でザルの扱いも決まる、と覚えておくとよい。
ザル不使用本体に直接卵を割り入れる。水はごく少量で、蒸気で火を通す形になる。
白身を切る指示があるのは目玉焼きだけ。半熟卵の手順には黄身の穴あけしか書かれていない。水が少なく卵が直接容器に触れるこの作り方では、白身側も膨張して跳ねやすいということだと読める。半熟卵の感覚で穴あけを省くと、庫内に飛び散る。
ザル使用ザルを本体にセットしてから卵を割り入れ、たっぷりの水(150ml)で加熱する。パッケージ表面には「温泉卵が作れる専用ザル付き」と書かれている。
水の量が目玉焼きと2桁違う。目玉焼きの小さじ1杯(約5ml)に対して、こちらは150ml。卵をザルごと湯に沈めて湯の温度で火を通すため、量を減らすと半熟にならない。計量カップで測るだけの手間で結果が決まる。
加熱後にザル卵ではないが、同じ容器で餅をやわらかくもどせる。ザルは加熱が終わってから湯切りに使う。
湯切りは熱湯を扱う工程になる。他の2つは加熱後にそのまま食卓へ出せるが、餅だけは沸いた湯を捨てる動作が加わる。容器も内容物も高温になっているので、シンクの上で、鍋つかみなどを使って行うのが安全。
台紙の加熱時間はすべて600Wを基準に書かれている。換算の倍率も台紙に載っている。
| 用途 | 600W(記載値) | 500W(1.2倍で換算) |
|---|---|---|
| 目玉焼き | 1分 | 約1分12秒 |
| 半熟卵・温泉卵 | 1分30秒 | 約1分48秒 |
| 餅 | 1分30秒 | 約1分48秒 |
台紙に載っているのは倍率(600W=1倍、500W=約1.2倍)までで、用途ごとの500Wの秒数は書かれていない。上の表の500W欄はこちらで倍率から計算した値。
この表は出発点であって正解ではない。台紙自身が「加熱時間やW数はあくまで一例」「レンジの機種によって調整が必要な場合がある」と断っている。まず記載どおりに試し、固まりすぎ・ゆるすぎを見て10秒単位で自分の機種の値を決めるのが早い。オート機能は使用不可なので、手動で秒数を指定すること。
硬いもので擦ると、この製品の売りが消える。「こびりつきにくい」のは内側の凹凸加工によるもので、削ってしまえば元には戻らない。焦げつきが残ったときは、擦る前に湯を張ってふやかす。
「離れない」は現実的な指示。加熱は1分〜1分30秒しかなく、ふきこぼれも破裂も、起きるとすればこの短時間の中で起きる。庫内を見ていられる長さなので、その場を離れる理由がない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品名 | レンジで楽チン 目玉焼き・半熟卵メーカー |
| 品番 | 7474 |
| JANコード | 4550596227474 |
| 原料樹脂 | ポリプロピレン |
| 耐熱温度 | 140℃ |
| 生産国 | 日本(MADE IN JAPAN) |
| 販売者 | 株式会社カインズ |
| 付属 | 温泉卵用の専用ザル |
| 内側の加工 | 凹凸でこびりつきにくい |
作り方はいずれも「卵1個」「餅1個」を前提に書かれている。複数個をまとめて調理する手順は台紙に載っていない。
この資料の内容は、すべて製品パッケージ台紙の記載から起こしたもの。Web上の情報や実測は含まない。
使ううえで知りたくなるが、台紙からは分からなかったもの。必要なら実測するか、販売元への問い合わせが要る。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 本体の容量 | 記載なし半熟卵で水150mlを入れる以上、それ以上の容量はある |
| 本体の寸法 | 記載なし庫内やターンテーブルに収まるかは実物で確認が要る |
| フタ・ザルの耐熱温度 | 記載なし品質表示は本体の値(ポリプロピレン/140℃)としてまとめて書かれている |
| 食洗機の可否 | 記載なし手洗いの方法だけが書かれている |
| 煮沸・漂白の可否 | 記載なし |
| 複数個の同時調理 | 記載なし手順はすべて1個を前提としている |
| 500Wの用途別の秒数 | 倍率のみ約1.2倍とだけ書かれている(6章の表は計算値) |