Azure 無料 VM 作成計画

Microsoft Azure の無料アカウント特典で Linux VM を 1 台作り、SSH で入れる状態にする計画。永久無料の VM との比較も載せる。
📅 作成: 2026-10-17 / 更新: 2026-10-17

目的と前提

Azure の無料アカウント特典で、Linux の仮想マシン(VM)を 1 台作る。

項目内容
無料枠B1s・B2pts v2(Arm)・B2ats v2(AMD)のいずれかを月 750 時間。12 か月限定(常時無料ではない)
クレジット登録後 30 日間 $200。30 日以内か使い切りで従量課金へ切替えると、12 か月の無料枠が続く
登録条件電話番号・クレジットカード(プリペイド不可)・Microsoft または GitHub アカウント。新規顧客のみ(過去に Azure の無料登録をしていると特典を受けられない可能性がある)
12 か月後動いている VM は止まらず、従量課金になる

未確認: 上は Microsoft の無料アカウント FAQ・料金ページの要約に基づく。ディスク・帯域の無料量、地域ごとのサイズ在庫は公式ページで確かめていない。作成前にポータルの表示で確かめる。

永久無料の VM はあるか

Azure の VM に、常時無料(永久無料)はない。無料なのは 12 か月間だけ。Azure には常時無料のサービスが 65 以上あるが、公式で確認できた Linux VM の無料枠は 12 か月の特典だけ。Azure の常時無料サービスの一覧そのものは読めていない。

他社には永久無料の VM 枠がある。検索結果の一部は古い情報や個人の解説なので、数値は公式ページで確かめる。

事業者永久無料の VM注意
Oracle CloudArm の A1.Flex で最大 4 OCPU・24 GB。x86 の Micro を 2 台公式は 3,000 OCPU 時間・18,000 GB 時間と書くが、別の解説は半分の値を挙げていて食い違う。Arm は在庫不足で作れないことがある
Google Cloude2-micro を 1 台(メモリ 1 GB、ディスク 30 GB)米国の一部リージョン(us-central1・us-west1・us-east1)だけ。日本からは遅延が大きい

Azure にこだわる理由が無ければ、永久無料なら Oracle Cloud が現実的。Azure でなければならないなら、次章以降の計画で 12 か月使う。

決めること

番号案理由
1-A(推奨)Ubuntu 24.04 LTS + B2ats v2(x64)x64 なので互換性の問題が少ない。迷う点が無い
1-BUbuntu + B2pts v2(Arm)Arm 用ビルドが必要。使うソフトが Arm 対応か確認が要る
1-CWindows Server + B2ats v2RDP で使える。メモリ 1 GB 級では重い
2-A(推奨)操作は Azure CLI(az)手順が再現でき、削除も 1 コマンドで済む
2-B操作は Azure ポータル画面で無料枠の表示を確かめながら作れる
3-A(推奨)リージョンは Japan East(無ければ Southeast Asia)日本から近い。サイズの在庫はリージョンで違うため、在庫の確認が要る

手順

  1. アカウント登録: 無料アカウントを作る(本人の操作。カード情報は AI に渡さない)
  2. 予算アラートの設定: Cost Management で予算(例: 月 $1)とメール通知を先に作る
  3. CLI の準備: az login は本人が実行する。az account show で契約を確認
  4. サイズの在庫確認: az vm list-skus --location japaneast --size Standard_B2ats_v2 --output table
  5. リソースグループ作成: 削除を 1 回で済ませるため、VM 関連はすべて 1 グループに入れる
  6. VM 作成: Ubuntu・SSH 鍵認証のみ(パスワード無効)・ディスクは標準 SSD(無料枠内の容量)・パブリック IP は Standard SKU
  7. NSG: 受信は SSH(22)だけを、自分のグローバル IP からに限定
  8. 接続確認: ssh で入り、uname -a と df -h を確かめる
  9. 課金の確認: 翌日にコスト分析を見て、VM 以外(IP・ディスク)で課金が出ていないか確かめる

コマンドの値(サブスクリプション ID・IP アドレス・鍵の場所)は、実行時に決める。この資料には書かない。

課金の落とし穴と後始末

参考