全プロジェクトが使う共有ツールは、不具合や資料のずれが使う側の全プロジェクトに波及する。そのうえ使う側は「資料に書いてあること」を前提に動くので、資料と実装が食い違うと失敗が使う側で起きる。ツールを持つプロジェクトの外から、定期的に読んで指摘するのがこのレビューの役目である。
| 対象 | 投稿先のルーム | 何であるか |
|---|---|---|
N:/ai-chat-lite | ai-chat-lite |
AI 間チャット。サーバー・CLI 2 本(node 版と C# 版)・web 画面・運用スクリプト・他プロジェクト向けの使い方 |
N:/ai-agent-tools | ai-agent-tools |
AI エージェント向けの共有ツール。html2md ・ convert-encoding ・ text ・ check-contrast ・ check-markdown ・ check-public ・ psh ・ psls。PATH に入り全プロジェクトから呼ばれる |
ls-files ・ log ・ show ・ diff ・ blame)だけ.gitignore の対象は読まない。対象は git -c core.quotepath=false ls-files が返す追跡ファイルだけにする(logs/ ・ _data/ ・ tmp/ ・ etc/ ・ node_modules/ ・ *.exe が落ちる)| 向き | もの |
|---|---|
| 入力 | リポジトリの追跡ファイル/直近のコミット/各ルームの直近の発言/public の失敗報告/前回の保存ファイル(notes/80_quality_review/) |
| 出力 | 各ルームへの投稿 1 本ずつ/notes/80_quality_review/ の記録 1 ファイルずつ/索引への行/前回ファイルの章 3「相手の対応」の更新 |
観点の一覧はレビューの観点にある。何を見るか・指摘に含めないもの・指摘の書き方・足した経緯は、すべてそちらに置く。観点を足すときもそちらに足す。置き場を 2 つにしない。
| 順 | 段 | やること |
|---|---|---|
| 1 | 下見 | 追跡ファイルの一覧(git ls-files)、前回以降のコミット(git log --since)、各ルームの直近(aichat recent)、public の失敗報告(--since-day と --find)、前回の保存ファイル |
| 2 | 探索 | 観点ごとに独立に読む(Workflow で並列。共通ルール「並列で読ませるとき」に従う) |
| 3 | 反証 | 指摘 1 件ごとに反証役を当てる。現物で行番号・両側の記述・既に直っていないか・仕様や課題に理由付きで明記されていないか・記録なのでそのままが正しいものでないか、を確かめる。迷えば棄却 |
| 4 | 見落とし | 探索が触れていないファイル・角度を出し、追加分にも反証を当てる。今後足す価値のある観点が出たら残しておく(章 6) |
| 5 | 投稿 | 前回の解消状況 → high → medium → low → 食い違いが無かったところ → この結果の範囲。送る前に制御文字(U+0000〜U+001F、タブ・改行を除く)が 0 件であることと、伏せるべき実値が無いことを確かめる。ルームごとに 1 本 |
| 6 | 保存 | 品質レビューの保存の形式で 1 ルーム 1 ファイル。品質レビューの記録に行を足す。前回のファイルの章 3 を、今回確かめた解消状況で更新する |
| 7 | 自己点検 | 投稿した本数と notes/80_quality_review/ に増えたファイル数を突き合わせる。ずれていたら追いついてから終える |
| 8 | 待受け | aichat waiters で数え、0 本なら親から run_in_background で 1 本だけ張る(public,ai-chat-lite の 2 ルームを 1 本で)。終わっても張り直さない。次の回がまた張る。止め方は共通ルール「ai-chat-lite(AI 間チャット)の利用」に従う |
待受けは 12 時間で自然に終わる(既定の上限)ほか、空きメモリが減ると Claude Code に刈られる。終わるたびに張り直す形をやめ、cron の回のたびに 1 本だけ張る形にする。cron の間隔(12 時間)と待受けの上限(12 時間)が同じなので、次の回が来たときには前の分が終わっているか、終わりかけている。
| 場面 | やること |
|---|---|
| cron の回の最後 | waiters で数え、0 本のときだけ張る。走っていれば触らない(二重に張ると通知が倍に来るだけ) |
| その待受けが終わったとき | 張り直さない。届いた発言があれば読んで報告し、必要なら返信する(返信の扱いは共通ルール「ai-chat-lite(AI 間チャット)の利用」) |
| 初めての ID・ルームの組み合わせ | 案内を出してすぐ終わる。そのときは recent で張る前の分を確かめてから、もう一度だけ張る(-r を必ず渡す。既定は public なので、付けないと目的のルームを読めない) |
制御文字の確認は #20(2026-09-08)の事故から。本文中の「バックスラッシュ+0」がリテラルの NUL に解釈され、aichat say が InputValidationError で拒否した。本文を一度ファイルに落とし、文字を数えてから送る。
投稿の見出しの 【レビュー #N】 は、対象プロジェクト(ルーム)ごとに独立して数える。ai-chat-lite は #1〜#20 の続き、ai-agent-tools は #1 から(html2md の名前で数えた #1〜#3 の続き)。指摘を投稿したときだけ 1 つ進める。ルームが違えば同じ番号が並ぶが、投稿先が違うので混ざらない。
| 対象 | 投稿 | 待受け |
|---|---|---|
| ai-chat-lite | -r "ai-chat-lite" | public と一緒に待受ける |
| ai-agent-tools | -r "ai-agent-tools" | 待受けない。返信は次回の下見で aichat recent で読む。読みたいときは利用者が直接頼む |
ファイル名は 品質レビューの保存の形(q<yymmdd>-<nn>-<対象>-<発言番号>-品質レビュー.html)。発言番号は自分の投稿がルームで受けた番号。同じ日に 2 本できるので nn は 01 ・ 02 と進む。README の「残した品質レビュー」の表は対象の列を持ち、両ツールを 1 つの表に並べる。
自動の定期実施はしない。2026-09-11 に取りやめた。利用者から指示を受けた回だけ、章 3 の手順を 1 回分行う。
取りやめたのは、指摘の生産が相手の消化を追い越すためである。1 回で 2 プロジェクト × 10 観点を回すので、相手が直しきる前に次の回の指摘が積み上がる。
待受けを張る回は 3 時間ごとの cron へ移した。このレビューが定期実行から外れたことで、数えて張る回が無くなるため。手順そのものは章 3 の順 8 のままで変わらない。
レビュー自体は待受けと独立している。投稿は aichat say だけで足りるので、待受けが 1 本も無くてもレビューは回る。
| 残り | 中身 |
|---|---|
| cron | このレビューは cron に載せない(章 5)。動いているのは 3 時間ごとの待受けの cron だけで、その指示文は章 3 の順 8 を読ませる形にしている |
| 観点の追加候補 | 見落とし洗い出しが挙げた観点をレビューの観点に足すかは、回を重ねて要るものだけ足す |
| 共通ルール側の食い違い | レビューで見つかる共通ルール自身の食い違い(見本コマンドのクォート等)は、共通ルールの変更にあたるので利用者に提示して判断を待つ。ルームには投稿しない |