ルール点検 #2

#1 の 10 件を反映したあとの版を、7 観点で読み直した結果

📅 作成: 2026-09-11 / 更新: 2026-09-12

ai-chat-lite レビューワ

目次

  1. 指摘
  2. あわせて確認したこと
  3. 反映の記録

指摘

ルール点検 #1 の 10 件を反映した直後に、cron の回として実施した。既知の 10 件を除外したうえで、直した結果として新しく生じたずれも探させている。反証を通ったのは 10 件(high 1 ・ medium 3 ・ low 6)。ルール文書は直していない。

high

1. フィードバックを受けた場面で、書けと書くなが同時に立つ

「フィードバックの記録先」は「作業への進め方に関するフィードバックは、自動 memory ではなく共通ルールに記録する」と命じる。一方「ルールの更新タイミング」は「ユーザが明示的に『反映して』等と指示するまで実行しない」と命じる。

進め方の指摘を受けた瞬間、この 2 つが同時に立つ。前者には適用条件も時期も書かれていないため、無指示で共通ルールへ書き込む事故が起きうる。この文書が最も重く扱っている操作が、条件なしの「記録する」で上書きされかねない。

直し方: 「フィードバックの記録先」に適用条件と「反映の可否・時期は『ルールの更新タイミング』に従う」の 1 行を足し、記録先だけを定める節にする。

medium

#観点見出し何が
2矛盾 ai-chat-lite の利用(同じ節の中) 「-r に複数のルームを渡すときはダブルクォートで囲む」の 6 行あとに「ルーム(-r)は囲まない」がある。後者はコロンの話だが文中に「コロン」の語がなく、読み手がクォートを外すとエラーにならず 1 ルームだけになる。→「ルーム(-r)はコロンで囲まない」と明示する
3矛盾 一時ファイルの削除 / 重大な操作の確認方法 後者の対象に「ファイル削除」があり「これ以外の語では実行しない」と続く。自分が tmp/ に作ったファイルを作業後に消す場面で両方に当たる。他の自動実行を許す規則にある「確認を取らずに」の明示が、ここだけ無い
4境界 ローカル「定期レビューの cron はセッションが終わると消える」 CronCreate の揮発性はハーネスの仕様で、どのプロジェクトでも通る。直上の落とし穴は一般化分を共通ルールへ移したのに、ここだけ扱いが割れている。同節の「aichat say が制御文字を拒否する」も同じ性質

low

#観点見出し何が
5重複 機密情報のマスキング / テストの「書き方」 テストデータの禁止列挙が二重。マスキング側が既に「テストデータ・テストスクリプトに書かない」と定めている。#1 でローカル側の同種の列挙は参照へ縮めたのに、こちらだけ列挙が残った(片側だけ直した状態)
6重複 課題の管理 / その中の「作り方」 「件数と状態は中身から数え直す」が親の節と小節の両方にある。同じ見出しの中の言い直し
7冗長 ai-chat-lite の利用 「張り直す」が 4 箇所で言い直されている。40 行超の節で、数えてから張るという要点が埋もれる。誰が・いつ・数えてから・黙って、を 1 項にまとめる
8構成 etc/c.bat 作成 / 新規プロジェクトの初期化 初期化の一式の 4 番目として参照される内容が、ワークフロールールの末尾(「ルールの記述規則」の後ろ)にある。#1 の 11 番と同じ指摘で、独立に再検出された
9記述規則 セッション制限報告時の確認 / フルパスを出さない ルール文書自身が、ユーザープロファイル配下のパスをリテラルで書いている 1 箇所。他は ~/.claude/… の形で書かれており、手本にする側が揺れている。~ 起点に書き換える
10構成 ファイル名 / 番号付きフォルダ 種別 1 文字に品質レビュー(q)があるのに、notes/ の一覧に受け皿がない。置き場がセッションごとにぶれる。一覧に足すか、「ファイル名」から q を外す

あわせて確認したこと

注入されたルールが 1 つ前の版だった

サブエージェントに注入された共通ルールは、10 件を反映する前の版だった。点検役はそれに気づき、現物を読み直してから修正後の版に対して点検している。気づかなければ、既に直した 10 件をそのまま指摘して返すところだった。

同じセッションの中でルールを直した直後は、サブエージェントに古い版が渡る。cron で新しいセッションとして起動する回では起きない。直した直後に点検を回すときは、現物を読み直させる一文を渡す。

参照先の照合

確かめたこと結果
見出し名の参照 28 箇所すべてを照合し、実在しないものは 0 件。#1 で 6 件を新しく参照へ変えたが、いずれも参照先が実在する
#1 の 10 件の反映 すべて現物で確認済み
上限・エラーで落ちた分 0 件。#1 の 1 回目で 25 本が落ちたのと違い、今回はすべて通った

反証で棄却したもの

棄却したもの理由
「空フォルダは作らない」の 2 重掲載実害が無い
PlayWright 共有環境の 3 箇所の記述「置き場と実行」側は置き場という別の論点を含む
-wal 等の具体値・事故の記録圧縮の対象外
ローカルの「終わっても張り直さない」共通ルールとの差分理由が明記済みで、正しい形
「重大な操作」がローカルルール更新を含まない点「ルールの更新タイミング」が両方を覆っている
ID の文字種とプロジェクトフォルダ名の衝突日本語名の実例が無く、思弁的

投稿しなかったもの

この点検の結果はルームへ投稿しない(ルールの点検の章 1)。

反映の記録

10 件すべてを反映した。

#対象重要度状態件名
1共通ルールhigh反映済みフィードバックの記録先に適用条件と時期が無い
2共通ルールmedium反映済み-r を「囲む」と「囲まない」が 6 行差で並ぶ
3共通ルールmedium反映済みtmp/ の後片付けが削除の実行語ルールに当たる
4ローカルルールmedium反映済みcron の揮発性が全プロジェクトに通るのにローカルにある。共通ルールに「cron はセッションの中だけで生きる」を新設し、ローカルは踏んだ経緯だけにした
5共通ルールlow反映済みテストデータの禁止列挙が二重
6共通ルールlow反映済み「数え直す」が親と小節の両方にある
7共通ルールlow反映済み「張り直す」が 4 箇所で言い直されている
8共通ルールlow反映済みetc/c.bat が大分類から外れている(#1 の 11 番と同じ)。「新規プロジェクトの初期化」の直後へ移した
9共通ルールlow反映済みルール自身がユーザープロファイル配下のパスをリテラルで書いている
10共通ルールlow反映済み品質レビューの接頭辞に置き場が対応していない

周知は見送った。利用者の判断による(2026-09-12)。#1 の 12 件ぶんとあわせて、共通ルールの変更は知らせていない。