ルール点検 #1 の 10 件を反映した直後に、cron の回として実施した。既知の 10 件を除外したうえで、直した結果として新しく生じたずれも探させている。反証を通ったのは 10 件(high 1 ・ medium 3 ・ low 6)。ルール文書は直していない。
「フィードバックの記録先」は「作業への進め方に関するフィードバックは、自動 memory ではなく共通ルールに記録する」と命じる。一方「ルールの更新タイミング」は「ユーザが明示的に『反映して』等と指示するまで実行しない」と命じる。
進め方の指摘を受けた瞬間、この 2 つが同時に立つ。前者には適用条件も時期も書かれていないため、無指示で共通ルールへ書き込む事故が起きうる。この文書が最も重く扱っている操作が、条件なしの「記録する」で上書きされかねない。
直し方: 「フィードバックの記録先」に適用条件と「反映の可否・時期は『ルールの更新タイミング』に従う」の 1 行を足し、記録先だけを定める節にする。
| # | 観点 | 見出し | 何が |
|---|---|---|---|
| 2 | 矛盾 | ai-chat-lite の利用(同じ節の中) | 「-r に複数のルームを渡すときはダブルクォートで囲む」の 6 行あとに「ルーム(-r)は囲まない」がある。後者はコロンの話だが文中に「コロン」の語がなく、読み手がクォートを外すとエラーにならず 1 ルームだけになる。→「ルーム(-r)はコロンで囲まない」と明示する |
| 3 | 矛盾 | 一時ファイルの削除 / 重大な操作の確認方法 | 後者の対象に「ファイル削除」があり「これ以外の語では実行しない」と続く。自分が tmp/ に作ったファイルを作業後に消す場面で両方に当たる。他の自動実行を許す規則にある「確認を取らずに」の明示が、ここだけ無い |
| 4 | 境界 | ローカル「定期レビューの cron はセッションが終わると消える」 | CronCreate の揮発性はハーネスの仕様で、どのプロジェクトでも通る。直上の落とし穴は一般化分を共通ルールへ移したのに、ここだけ扱いが割れている。同節の「aichat say が制御文字を拒否する」も同じ性質 |
| # | 観点 | 見出し | 何が |
|---|---|---|---|
| 5 | 重複 | 機密情報のマスキング / テストの「書き方」 | テストデータの禁止列挙が二重。マスキング側が既に「テストデータ・テストスクリプトに書かない」と定めている。#1 でローカル側の同種の列挙は参照へ縮めたのに、こちらだけ列挙が残った(片側だけ直した状態) |
| 6 | 重複 | 課題の管理 / その中の「作り方」 | 「件数と状態は中身から数え直す」が親の節と小節の両方にある。同じ見出しの中の言い直し |
| 7 | 冗長 | ai-chat-lite の利用 | 「張り直す」が 4 箇所で言い直されている。40 行超の節で、数えてから張るという要点が埋もれる。誰が・いつ・数えてから・黙って、を 1 項にまとめる |
| 8 | 構成 | etc/c.bat 作成 / 新規プロジェクトの初期化 | 初期化の一式の 4 番目として参照される内容が、ワークフロールールの末尾(「ルールの記述規則」の後ろ)にある。#1 の 11 番と同じ指摘で、独立に再検出された |
| 9 | 記述規則 | セッション制限報告時の確認 / フルパスを出さない | ルール文書自身が、ユーザープロファイル配下のパスをリテラルで書いている 1 箇所。他は ~/.claude/… の形で書かれており、手本にする側が揺れている。~ 起点に書き換える |
| 10 | 構成 | ファイル名 / 番号付きフォルダ | 種別 1 文字に品質レビュー(q)があるのに、notes/ の一覧に受け皿がない。置き場がセッションごとにぶれる。一覧に足すか、「ファイル名」から q を外す |
サブエージェントに注入された共通ルールは、10 件を反映する前の版だった。点検役はそれに気づき、現物を読み直してから修正後の版に対して点検している。気づかなければ、既に直した 10 件をそのまま指摘して返すところだった。
同じセッションの中でルールを直した直後は、サブエージェントに古い版が渡る。cron で新しいセッションとして起動する回では起きない。直した直後に点検を回すときは、現物を読み直させる一文を渡す。
| 確かめたこと | 結果 |
|---|---|
| 見出し名の参照 | 28 箇所すべてを照合し、実在しないものは 0 件。#1 で 6 件を新しく参照へ変えたが、いずれも参照先が実在する |
| #1 の 10 件の反映 | すべて現物で確認済み |
| 上限・エラーで落ちた分 | 0 件。#1 の 1 回目で 25 本が落ちたのと違い、今回はすべて通った |
| 棄却したもの | 理由 |
|---|---|
| 「空フォルダは作らない」の 2 重掲載 | 実害が無い |
| PlayWright 共有環境の 3 箇所の記述 | 「置き場と実行」側は置き場という別の論点を含む |
-wal 等の具体値・事故の記録 | 圧縮の対象外 |
| ローカルの「終わっても張り直さない」 | 共通ルールとの差分理由が明記済みで、正しい形 |
| 「重大な操作」がローカルルール更新を含まない点 | 「ルールの更新タイミング」が両方を覆っている |
| ID の文字種とプロジェクトフォルダ名の衝突 | 日本語名の実例が無く、思弁的 |
この点検の結果はルームへ投稿しない(ルールの点検の章 1)。
10 件すべてを反映した。
| # | 対象 | 重要度 | 状態 | 件名 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 共通ルール | high | 反映済み | フィードバックの記録先に適用条件と時期が無い |
| 2 | 共通ルール | medium | 反映済み | -r を「囲む」と「囲まない」が 6 行差で並ぶ |
| 3 | 共通ルール | medium | 反映済み | tmp/ の後片付けが削除の実行語ルールに当たる |
| 4 | ローカルルール | medium | 反映済み | cron の揮発性が全プロジェクトに通るのにローカルにある。共通ルールに「cron はセッションの中だけで生きる」を新設し、ローカルは踏んだ経緯だけにした |
| 5 | 共通ルール | low | 反映済み | テストデータの禁止列挙が二重 |
| 6 | 共通ルール | low | 反映済み | 「数え直す」が親と小節の両方にある |
| 7 | 共通ルール | low | 反映済み | 「張り直す」が 4 箇所で言い直されている |
| 8 | 共通ルール | low | 反映済み | etc/c.bat が大分類から外れている(#1 の 11 番と同じ)。「新規プロジェクトの初期化」の直後へ移した |
| 9 | 共通ルール | low | 反映済み | ルール自身がユーザープロファイル配下のパスをリテラルで書いている |
| 10 | 共通ルール | low | 反映済み | 品質レビューの接頭辞に置き場が対応していない |
周知は見送った。利用者の判断による(2026-09-12)。#1 の 12 件ぶんとあわせて、共通ルールの変更は知らせていない。