ルールの点検

共通ルールとローカルルールを、重複・矛盾・冗長の目で読む

📅 作成: 2026-09-11 / 更新: 2026-09-23

ai-chat-lite レビューワ

目次

  1. 目的と対象
  2. 観点
  3. 1 回の手順

目的と対象

ルールも資料も、回を重ねるたびに書き足される。足すときは既存の全文を読み返さないので、同じ決めごとが 2 か所に増え、古い記述が新しい記述と食い違ったまま残る。共有ツールを外から読むのと同じ目で、自分たちのルール文書と資料を定期的に読む。

他人は毎回 10 以上の観点で読むのに、自分の資料は一度も同じ目で読んでいなかった。README が手順を抱えている・増え続ける一覧が README にある・リポジトリの外を指すリンク、はすべて利用者の指摘で見つかった。自分を対象に入れる。

対象読み方
共通ルール 全プロジェクトに効くもの。セッション開始時に全文が読み込まれているので、ファイルを読みに行かない
ローカルルール このプロジェクトの notes/90_rules/local-rules.html。同じく AGENTS.md 経由で読み込まれている
自分の資料 root の README.html ・ notes/ 配下の計画書と索引。観点はレビューの観点を共有ツールと同じものを使う

いつ行うか

共有ツールのレビューを 1 回行ったら、同じ回に自分の資料も見る。別の回に回すと実行されない。手順は共有ツールの定期レビューの章 3 と同じで、投稿だけ行わない。

直さない・投稿しない

観点

「挙げないもの」の列を先に読む。指摘は出そうと思えばいくらでも出るので、外す条件のほうが効く。

観点見るもの挙げないもの
重複 同じ決めごとが 2 か所以上にある。文が違っても、読み手が同じ行動を取るなら重複 片方が「〜を参照」の形になっているもの
冗長 1 つの見出しの中の言い直し、自明な理由、要点が埋もれるほどの例示 具体的な値(色コード・寸法・実測)、踏んだ事故の記録、コマンドの見本
矛盾 同じ状況で逆を命じるもの。用語・数値・条件が場所によって違うもの 両方に同時に当たる具体的な状況を書けないもの
記述規則 共通ルール「ルールの記述規則」に、ルール自身が違反していないか —
参照 「〜を参照」「〜に従う」の見出し名が実在するか。参照先に、参照元が期待する内容があるか 表記が同じで、探せば辿り着くもの
境界 共通ルールとローカルルールの振り分け。ローカル側が共通ルールの本文を写している箇所 ローカル側が見出し名だけで参照しているもの
構成 大分類と、その中の節の内容が合っているか。同じ話題が離れた大分類に散っていないか 並べ替えの好みだけで、探しやすさが変わらないもの

1 回の手順

順段やること
1探索 観点ごとに独立に読む(サブエージェントで並列。共通ルール「並列で読ませるとき」に従う)。1 観点あたり最大 5 件
2反証 指摘 1 件ごとに反証を当てる。引用した趣旨の記述が実在するか・見出し名が実在するか・適用条件が違うだけでないか・消すと情報が失われないか・矛盾なら両方に当たる状況を書けるか。迷えば棄却
3見落とし 探索が一度も触れていない大分類・観点を出し、追加分にも反証を当てる
4記録 品質レビューの保存の形式で notes/80_quality_review/ に 1 ファイル残す(q<yymmdd>-<nn>-ルール点検.html)。README の一覧にも行を足す。章 3 は「相手の対応」ではなく「反映の記録」にし、前回のファイルを反映済みかどうかで更新する

上限やエラーで読めなかった観点は、本数を報告に書く。2026-09-11 の初回は反証 24 件すべてが利用量の上限で落ち、確定 0 件で終わった。通った分だけで「点検した」と書かない(共通ルール「並列で読ませるとき」)。

cron の指示文は手順を書かず、この計画書を読ませる

手順を cron の指示文とこの計画書の 2 か所に持たない(ローカルルールの落とし穴を参照)。指示文の見本は次のとおり。

ルールの点検。
対象は共通ルールとローカルルールの 2 つ(読むだけ。直さない。ルームにも投稿しない)。
観点・進め方・記録先は、毎回
  notes/10_plan/p260911-01-ルールの点検.html
を読み直し、そのとおりに行う。承認は不要。

cron はセッションの中だけで生きる。セッションを閉じれば消え、再開しても戻らない。新しいセッションで続けるときは、利用者の指示を受けてから作り直す(詳しくはローカルルール)。

待受けはこの点検とは別の cron で張る(3 時間ごと。手順は共有ツールの定期レビューの章 3 の順 8)。